画像を描画しアニメーションGIFを作成する - Pythonでいろいろやってみる

画像処理ライブラリPillow(PIL)を使うとアニメーションGIFファイルを作成できます。

環境

windows10 home
Anaconda 3/ jupyter notebook 5.6.0
Python 3.7.0
Pillow 5.2.0

やること

640ｘ480の黒ベタ画像を描画
直径200pxの赤で塗りつぶした円を描画
「赤い丸が動きます」という文字48ptのメイリオで描画
円の描画位置を変えたイメージオブジェクトを20個生成
イメージオブジェクトからアニメーションGIFを生成しファイルに保存

コード

リストimagesに生成したイメージオブジェクトを格納し、メソッド.saveでファイル保存します。
durationは画像の表示間隔(ここでは50ms)、loopはGIFの繰り返し(0は無限)の設定です。

 from PIL import Image, ImageDraw, ImageFont

images =[]  # イメージ用リスト

for i in range(20):
    im = Image.new('RGB', (640, 480), (0, 0, 0))  # 下地となるイメージオブジェクトの生成
    draw = ImageDraw.Draw(im)  # drawオブジェクトを生成  
    ellipse_x = i *20  # 描画位置のx座標
    draw.ellipse((ellipse_x, 150, ellipse_x+200, 350), fill=(255, 0, 0))  # 円の描画
    font = ImageFont.truetype('C:\Windows\Fonts\meiryo.ttc', 48)  # フォントの指定
    draw.multiline_text((100, 50), '赤い丸が動きます', fill=(255,255,255), font=font) # 文字の描画
    images.append(im)  # リストにイメージを追加  
images[0].save('test.gif',save_all=True,append_images=images[1:],optimize=False,duration=50,loop=0)  # gif動画保存