画像の一部分を拡大する - Pythonでいろいろやってみる

画像の一部分を拡大します。画像を縦に3つに分割し、真ん中を縦に1.5倍に拡大し、3つの画像を一つに連結することで画像の一部を拡大します。
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使った関数・メソッド

cv2.imread() : 画像ファイルの読み出し
cv2.resize() : 画像サイズの変更
cv2.imwrite() : 画像を保存する

環境

windows10 home
Anaconda 3/ jupyter notebook 5.6.0
Python 3.7.0
OpenCV 4.0.0

準備

画像ファイルはフリー写真素材ぱくたそからダウンロードさせていただき、ファイル名'santa_girl.jpg'でjupyter notebookファイル(***.ipynb)と同じディレクトリに保存しました。座像サイズは幅400px高さ560pxです。

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santa_girl.jpg

コード

import cv2  # OpenCVのインポート

img = cv2.imread('santa_girl.jpg')  # 画像の読み出し

img_1 = img[:350:,:].copy()  # 画像のy0～349までをimg_1にコピー
img_2 = img[350:450,:,:].copy()  # 画像のy350～449までをimg_2にコピー
img_3 = img[450:,:,:].copy()  # 画像のy450～559までをimg_3にコピー

img_2_long = cv2.resize(img_2,dsize = None,fx = 1.0,fy = 1.5) # img_2のサイズを縦に1.5倍に
img_long = cv2.vconcat([img_1,img_2_long,img_3])# 3つの画像を縦に連結

cv2.imwrite('santa_girl_long.jpg',img_long)  # 画像の保存

実行結果

指定部分が拡大された画像が保存されます。画像サイズは幅400px高さ610pxに変わっています。
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縮小をやってみます。キリンの首を短くします。

import cv2  # OpenCVのインポート

img = cv2.imread('kirin.jpg')  # 画像の読み出し

img_1 = img[:160:,:].copy()  # 画像のy0～159までをimg_1にコピー
img_2 = img[160:300,:,:].copy()  # 画像のy160～299までをimg_2にコピー
img_3 = img[300:,:,:].copy()  # 画像のy300～599までをimg_3にコピー

img_2_short = cv2.resize(img_2,dsize = None,fx = 1.0,fy = 0.5) # img_2のサイズを縦に0.5倍に
img_short = cv2.vconcat([img_1,img_2_short,img_3])# 3つの画像を縦に連結

cv2.imwrite('kirin_short.jpg',img_short)  # 画像の保存

元画像 (幅400px高さ600px) 。フリー写真素材ぱくたそより入手
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kirin.jpg