キーボードから文字や数字を入力する
キーボードから2つの文字列を入力し、それらを結合した文字列を表示します。
やること
- キーボードから文字列を2つ入力する
- 2つの文字列を結合し表示する
使った関数
- input() : 入力から1行読み込み文字列を返す
- int() : 文字列から整数を生成
- float() : 文字列から浮動小数点数を生成
- input().split() : 1行から複数の値を読み込み文字列のリストを返す
環境
- windows10 home
- Python 3.7.0
- Anaconda 3/ jupyter notebook 5.6.0
コード
input_text_1=input() #1つ目の文字列を入力 input_text_2=input() #2つ目の入力 input_text=input_text_1+input_text_2 #2つの文字列を結合 print(input_text) #結合した文字列を表示
実行結果
1つ目の入力窓に'ABC'と入力しEnter、2つ目の入力窓に'123'と入力しEnterするとそれらが結合され'ABC123'と表示されます。
ABC
123
ABC123
input文、print文にメッセージを追加することができます。
コード
input_text_1=input('1つ目の文字列を入力') input_text_2=input('2つ目の文字列を入力') input_text=input_text_1+input_text_2 #2つの文字列を結合 print('結合した文字列',input_text)
実行結果
1つ目の文字列を入力ABC
2つ目の文字列を入力123
結合した文字列 ABC123
整数を入力させる場合int(input())として、入力された文字列を整数に変換します。
コード
input_integer_1=int(input('1つ目の整数を入力')) input_integer_2=int(input('2つ目の整数を入力')) input_integer_sum=input_integer_1+input_integer_2 #合計の計算 print('合計',input_integer_sum)
実行結果
1つ目の整数を入力123
2つ目の整数を入力456
合計 579
float(input())とすると入力した文字列を小数に変換できます。
コード
input_float_1=float(input('1つ目の数を入力')) input_float_2=float(input('2つ目の数を入力')) input_float_product=input_float_1*input_float_2 #積の計算 print('積',input_float_product)
実行結果
1つ目の数を入力1.5
2つ目の数を入力3.8
積 5.699999999999999
input().split()とすると、半角スペース区切りで複数の値を受け取り、リストを返します。これにより一行で複数の値を入力することができます。 input().split(’,')でカンマ区切り、input().split(’/')でスラッシュ区切りでの入力も可能です。
コード
input_1_2=input('2つの整数を入力').split() #2つの整数を半角スペースで区切って入力 input_int_1=int(input_1_2[0]) #1つ目の文字列を整数に変換 input_int_2=int(input_1_2[1]) #2つ目の文字列を整数に変換 input_int_sum=input_int_1+input_int_2 #合計の計算 print('合計',input_int_sum)
実行結果
2つの整数を入力123 456
合計 579
